【超わかりやすい】66歳で給料と年金をもらったら住民税はいくら?シミュレーションしてみた!

年金

こんにちは!今回は「住民税ってどうやって決まるの?」というテーマでお話します。

しかも今回はちょっと特別なケース!

66歳の男性が、給料も年金ももらっている場合のシミュレーションです!

「なんか難しそうだな〜」と思うかもしれませんが、大丈夫!

小学生にもわかるように、やさしく、ゆっくり、ていねいに説明していきます!
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まず、今回のモデルを紹介します!

シミュレーションに使うのはこんな人です👇

  • 年齢:66歳の男性
  • 給料:年間180万円
  • 年金:年間140万円
  • 奥さん:63歳で働いていない(収入ゼロ)
  • 社会保険料:年間26万4000円払っている

この人が、いったいどれくらいの住民税を払うのかを計算してみます!

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そもそも「住民税」ってなに?

まずは「住民税」ってなんだっけ?というところからおさらいです。

住民税とは…

あなたが住んでいる市や県に払う税金のこと!

会社で働いていると、勝手に給料から引かれていることも多いので、気づかない人もいます。

でも、年金生活になっても「住民税」はしっかりかかるんです!


住民税はどうやって決まるの?

住民税は2つのパーツでできています。

  1. 所得割(しょとくわり):あなたの収入に応じて金額が決まるもの
  2. 均等割(きんとうわり):みんなが同じ金額を払うもの(たいてい5000円)

つまり、あなたがたくさん稼いでいれば「所得割」が増えるし、全然稼いでいなくても「均等割」はかかる、というわけです。

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いよいよ本題!今回の人の住民税を計算してみよう!

さて、さっきのモデルの人、66歳の男性が住民税をどれくらい払うのかを、ステップごとに見ていきましょう!


ステップ①:まずは収入の確認!

この人は、1年間でこんな収入があります。

  • 給与収入:180万円
  • 年金収入:140万円

合計:320万円ですね!

でも、住民税は「収入」そのものにかかるわけじゃありません。収入からいろいろ差し引いた「所得(しょとく)」に対してかかるんです。


ステップ②:給与と年金の「所得」に変換!

【1】給与の所得は?

給与収入には「給与所得控除(きゅうよしょとくこうじょ)」という引き算があります。

180万円 × 40% = 72万円
でも、最低でも55万円は引けるので、今回は…

給与所得=180万円 – 72万円 =108万円

【2】年金の所得は?

年金も「公的年金等控除(こうてきねんきんとうこうじょ)」があるので引き算します。

140万円の年金収入に対して、最低でも110万円は引けます。

年金所得=140万円 – 110万円 =30万円


ステップ③:合計所得を計算!

  • 給与所得:108万円
  • 年金所得:30万円

合計所得=138万円


ステップ④:さらに控除で差し引こう!

ここから、いろいろな「所得控除(しょとくこうじょ)」を引いていきます。

  • 社会保険料控除:26万4000円
  • 配偶者控除(働いていない奥さん):33万円
  • 基礎控除(きそこうじょ):43万円

→ 合計:102万4000円


ステップ⑤:課税標準額(かぜいひょうじゅんがく)を出す!

課税標準額とは、「ここに税金かけますよ〜」という金額のことです。

138万円(所得)-102万4000円(控除)=

35万6000円

この金額に税金がかかるわけですね!


ステップ⑥:所得割額を計算!

住民税の所得割は、だいたい 10% です(市6%+県4%)。

35万6000円 × 10%=

3万5600円


ステップ⑦:均等割額を足す!

均等割は、ふつう 5000円 です。

合計税額=3万5600円(所得割)+5000円(均等割)=4万600円

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【まとめ】66歳で収入があると住民税はこうなる!

内訳金額
給与収入180万円
年金収入140万円
給与所得控除後108万円
年金所得控除後30万円
所得合計138万円
所得控除合計102万4000円
課税所得35万6000円
所得割3万5600円
均等割5000円
合計住民税4万600円

イメージで見るとこんな感じ!

こちらが実際のグラフです👇

青が「所得割」、オレンジが「均等割」です!

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こんな人にこのシミュレーションは役立つ!

  • もうすぐ定年だけど、アルバイトもしてみたいと思っている人
  • 年金だけじゃ心配で、少し働こうかなと考えている人
  • 退職後の住民税が気になる人

おわりに

「住民税」ってなんとなく難しいイメージがありますよね。

でも、こうして一つずつ分解してみると、意外とシンプル!

ポイントは、収入=そのまま課税されるわけじゃないってことです。

ちゃんと「引けるもの(控除)」がたくさんあるので、それを知っているか知らないかで、税金の額が全然ちがってきます!


もっと知りたいことがあれば、コメントで教えてくださいね!

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