こんにちは!人生の折り返し地点、40代の皆さん。
仕事もプライベートも板についてきたけど、ふと将来のことが気になる年頃じゃないですか?
「年金って、ちゃんともらえるの?」
「繰上げって得なの?損なの?」
「オレの年収500万で、老後って生きていけるのか?」
…そんな“モヤモヤ”を吹き飛ばすために、今回は「厚生年金の繰上げ・繰下げ」についてポップにわかりやすくお届けします!
◆ そもそも「厚生年金」って何だっけ?
まずは基本をおさらいしましょう!
厚生年金とは、会社勤めの人(いわゆるサラリーマンや公務員)が入っている公的年金制度。
国民年金(基礎年金)に上乗せされる形で支給されます。
ざっくり言うと:
- 国民年金(基礎年金):誰でももらえる最低限の年金。
- 厚生年金:会社員がもらえる“上乗せ”の年金。
つまり、会社員のあなたは、将来2階建ての年金がもらえるわけです!
◆ 平均年収500万で、いくら年金がもらえるの?
さて本題。年収500万円のサラリーマンが将来もらえる年金はいくらぐらい?
【ざっくり計算】
年収500万円で40年間厚生年金に加入した場合の年金額は…
- 国民年金(満額):約80万円/年
- 厚生年金(平均):約140万円/年
- 合計:約220万円/年(=月18〜19万円程度)
「月18万円!?これで暮らせるの!?」
…って声が聞こえてきそうですが、ここからが本題です。
◆「繰上げ」と「繰下げ」ってどういうこと?
年金は原則65歳からもらえます。でも、以下の選択肢もあります:
- 繰上げ受給:60〜64歳の間に早めにもらう
- 繰下げ受給:66〜75歳の間に遅らせてもらう
それぞれにメリット・デメリットがあります。
◆ 繰上げ受給のメリット・デメリット
🔶 メリット
- 早くもらえる!(60歳からOK)
- 働くのがキツくなっても安心感
🔻 デメリット
- 最大30%減額(月0.4%ずつ減る)
- 減額は一生続く
- 働きながらもらうと一部停止される可能性あり
つまり、60歳から年金をもらうと、65歳からもらうより最大で30%少なくなるんです。
◆ 繰下げ受給のメリット・デメリット
🔶 メリット
- 最大84%増額(月0.7%ずつ増える)
- 長生きすればするほど得!
🔻 デメリット
- 遅くなるとそれまでの生活費が必要
- 働けなくなった時に収入ゼロの期間ができる
例えば70歳まで繰下げると、65歳開始より約42%アップ!
年金額が月18万円→25万円以上になる可能性も!
◆ 繰上げ vs. 繰下げ 損得ラインはどこ?
これ、よく聞かれるんですが…
▶️ 一般的な「損益分岐点」は?
- 繰上げ:約77〜78歳まで生きれば“損”
- 繰下げ:約82歳以上生きれば“得”
つまり、「長生きする自信がある人」は繰下げが得!
逆に「60代でお金が必要」「健康に不安あり」という人は繰上げも選択肢です。
◆ じゃあ、40代の今から何をすべき?
ズバリ、準備あるのみ!
✅ 1)自分の年金見込み額をチェック!
- 「ねんきんネット」でカンタンに確認できます(無料)
- 毎年届く「ねんきん定期便」も要チェック!
✅ 2)繰上げ・繰下げのシミュレーションをしてみよう
- ファイナンシャルプランナーに相談してもOK
- 無料の年金計算ツールも多数あります
✅ 3)「年金だけじゃ足りない」現実を直視
- 企業型DC(確定拠出年金)やiDeCoの活用
- つみたてNISAなどの長期投資も視野に
◆ 結局、どっちがオトクなの?【まとめ】
項目 | 繰上げ受給 | 繰下げ受給 |
---|---|---|
開始年齢 | 60〜64歳 | 66〜75歳 |
増減率 | 月0.4%減額(最大30%) | 月0.7%増額(最大84%) |
おすすめな人 | 早くリタイアしたい人 | 健康で長生きしたい人 |
注意点 | 一生減額される | 受給開始まで生活費が必要 |
◆ 最後に:人生100年時代、年金を味方に!
40代は、まだ「老後」なんて先の話に思えるかもしれません。
でも、未来の安心は“今”の選択次第。
繰上げる?繰下げる?
どっちが正解じゃなく、「あなたに合った答え」が必要です。
「オレ、70まで働けるかも」
「早く引退してセカンドライフ満喫したい」
…そんな想いを大事にしながら、少しずつ準備を始めましょう!
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