「貯金、みんなはどれくらい持ってるの?」
40代にもなると、老後や教育費、住宅ローンのことなど、お金の心配がグッと現実味を帯びてきます。
でも、SNSやニュースを見ても情報はバラバラ。平均値、中央値、世帯別データ、格差…どれを見ればいいの!?
今回は、「令和5年度 家計の金融行動に関する世論調査(金融広報中央委員会)」の最新データをもとに、
- 日本人のリアルな貯金事情
- 広がる貯蓄格差の正体
- 投資と節約の現実的な対策
を、図や表も交えて“ポップ”に徹底解説します!
■ 第1章:日本人の貯金額、ホントの平均は?
まずは注目のデータから。
【図1:単身世帯の金融資産保有額(令和5年度)】
指標 | 金融資産保有額 |
---|---|
平均値 | 約887万円 |
中央値 | 約50万円 |
\差がエグい!!/
そうなんです。平均値と中央値の大きな差が、まさに格差の証拠。
平均は一部の“お金持ち”が引き上げてるだけ!
中央値50万円=貯金ゼロ〜100万円の人が多いという現実が見えます。
【図2:二人以上世帯の金融資産保有額】
指標 | 金融資産保有額 |
平均値 | 約1,822万円 |
中央値 | 約650万円 |
こちらも差はありますが、単身世帯ほど極端ではありませんね。
■ 第2章:なぜこんなに格差が?広がる理由とは
この貯蓄格差、なぜここまで拡大しているのでしょう?
✅ 主な理由は以下の通り:
- 所得格差の拡大(正社員vs非正規、管理職vs一般職)
- 金融リテラシーの差(投資をしている人/していない人)
- 資産運用の有無(“貯金だけ”は増えにくい)
- 住宅ローン・教育費負担の有無
【図3:年代別・貯蓄額の分布(単身世帯)】
貯蓄額(万円) | 30代 | 40代 | 50代 |
0〜100 | 36.2% | 31.8% | 28.7% |
100〜500 | 27.1% | 22.4% | 18.3% |
500〜1000 | 14.3% | 16.9% | 15.2% |
1000〜2000 | 12.4% | 14.5% | 17.9% |
2000以上 | 10.0% | 14.4% | 19.9% |
→ 40代単身男性でも約3人に1人が貯金100万円未満という衝撃の事実!
■ 第3章:あなたはどの層?“貯蓄格差マップ”を確認しよう
同世代でも、貯蓄額はまさにバラバラ。
【図4:40代単身会社員の金融資産クラス】
層 | 割合 | 特徴 |
貯金ゼロ〜100万 | 約30% | 手取りギリギリ・非正規も多い |
100万〜500万 | 約20% | コツコツ貯金派・貯金型ライフ |
500万〜1000万 | 約15% | 投資を始めた or 退職金蓄えあり |
1000万以上 | 約10% | 投資歴5年以上・不労所得化成功? |
■ 第4章:格差を埋めるためにできる3つの対策
✅ 対策1:貯金だけでなく「投資」もする!
今や定番、投資信託や新NISA、iDeCoの活用。
「投資はギャンブル?」
いえいえ。長期・分散・積立を守れば、リスクを抑えて運用可能!
✅ 対策2:「収入を増やす」より「固定費を減らす」
- スマホ格安SIM
- 保険の見直し
- サブスク整理
→ 月3万円の節約は、年36万円の“収入アップ”と同等!
✅ 対策3:「税金」を味方につける
- 新NISAの非課税投資枠(最大1,800万)
- iDeCoの所得控除で節税+老後資金づくり
知らないと損!税制優遇は“全員使える裏ワザ”です!
■ 第5章:まとめ〜格差時代を生き抜く40代男子の戦略〜
- 平均貯金額に惑わされるな!見るべきは中央値
- 日本の格差は「静かに」「確実に」広がっている
- 貯蓄格差のカギは投資と情報リテラシー
- 今日から「ちょっとだけ行動」すれば未来は変わる!
「お金の話、難しそう」と避けていたら…それこそ損!
40代はまだ遅くない。むしろ“仕切り直し”に最適なタイミングです。
次回は「年収500万でもできる、積立投資のリアル」をお届け!
お楽しみに!
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