こんにちは、働き盛りの40代男子の皆さん!仕事に家事に、毎日おつかれさまです。
ところで…
「ウチって老後、どんな生活になるんだろう?」 「俺が先に死んだら、妻の生活って大丈夫なのかな…」
そんなモヤモヤを抱えていませんか?
今回は「共働き・会社員・年収500万円」の40代夫婦をモデルにして、
- 厚生年金の仕組み
- 老後の世帯年収
- 夫が81歳(=男性平均寿命)で死亡した後のリアルな家計 をシミュレーションしていきます!
■ 第1章:家族モデルと基本スペック
今回のモデル家族はこんな感じです:
- 夫:会社員、40代後半、年収500万円
- 妻:会社員、同年代、年収450万円
- 子ども:独立済み
- 持ち家あり(ローン完済予定)
- 老後までに貯金は2,000万円を目指す
■ 第2章:65歳からの年金額シミュレーション
夫の年金(65歳〜)
- 国民年金:約78万円/年
- 厚生年金:約115万円/年
- 合計:約193万円/年(16.1万円/月)
妻の年金(65歳〜)
- 国民年金:約75万円/年
- 厚生年金:約100万円/年
- 合計:約175万円/年(14.6万円/月)
夫婦合計の年金:
- 年間:約368万円
- 月額:約30.6万円
→ ゆとりある生活を目指すには最低限ラインクリア!
■ 第3章:夫81歳で他界…その後の家計はどうなる?
男性の平均寿命=81歳。
夫が81歳で亡くなったと仮定して、妻の家計をチェック!
1. 夫の年金はストップ!
年金収入:193万円 → 0円
2. 妻の年金は継続:
年金収入:175万円/年(14.6万円/月)
3. 遺族厚生年金の登場!
ここが最大のポイントです。
遺族厚生年金は「夫の厚生年金の3/4」とよく言われますが、これは妻が国民年金のみ受給している場合。
今回は妻も厚生年金を受給しているため、“差額分”しか支給されません!
具体的に見てみよう:
- 夫の厚生年金報酬比例部分:115万円
- 3/4の額:86.25万円
- 妻の厚生年金:100万円 > 86.25万円 → 支給されない!
つまり! 妻が自分で厚生年金をしっかり受給している場合、遺族厚生年金はゼロになるケースがあるのです。
→ 年金収入:175万円/年(14.6万円/月)
■ 第4章:妻の生活費は足りる?
月14.6万円で足りるか?支出を見てみましょう。
項目 | 月額(円) |
---|---|
食費 | 35,000 |
光熱費・水道 | 20,000 |
通信費 | 10,000 |
医療・保険 | 15,000 |
雑費・日用品 | 10,000 |
娯楽・交際 | 10,000 |
固定資産税・維持費 | 10,000 |
合計 | 110,000円〜120,000円 |
→ ギリギリ生活は可能。が、突発的な支出(医療費・リフォームなど)には弱い。
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■ 第5章:老後破綻を防ぐ「40代からの対策」
✅ 1. 貯金だけじゃなく“仕組みづくり”を!
- 月5万円を20年積み立て ⇒ 約1,200万円
- 新NISA・iDeCo活用で老後資金を投資で形成
✅ 2. 生命保険で「万が一」に備える
- 遺族厚生年金がゼロなら、死亡保険は必須
- 妻の生活費+葬儀+医療費などで、目安1,000万〜1,500万円
✅ 3. お金の見える化!
- 家計簿アプリで収支管理
- 資産状況を夫婦で共有
✅ 4. 相続・資産の整理
- 預金・保険・不動産の整理
- エンディングノートで残された家族に“情報の地図”を
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■ 第6章:まとめ
- 共働き会社員夫婦(年収500万円+450万円)は、65歳以降の年金で年間370万円ほどの世帯収入
- 夫81歳で死亡後、妻が厚生年金を受給していると遺族厚生年金は支給されないケースがある
- 月14.6万円の年金生活は成り立つが、ゆとりや医療費には備えが必要
- 40代の今から備えることで、安心の老後ライフが実現可能!
40代男子よ、老後はまだ先の話…なんて思っていませんか?
実は「今こそが備えどき」!
未来の自分と家族を守るために、今日から一歩踏み出しましょう。
次回は、「新NISA×iDeCoでつくる老後1億円シナリオ」をお届け予定。お楽しみに!
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